内村鑑三と聖書

 以下、『内村鑑三選集7 聖書のはなし』(岩波書店)に所収の諸論文によって、内村と聖書との関わりを、いくつかの視点より、論じてみたい。その内容としては、次に示す項目が含まれる。1(範囲の確定)→2(基礎作業)→3(整理から分析へ)という進展は、思想研究の展開プロセスを具体的に示したものである。なお、これは、2002年度の京都大学大学院文学研究科における演習(日本・アジアのキリスト教)が、もとになっており、その前期授業の総括のために作成されたものである。したがって、これは論文というよりも、覚書き・ノートとして、お読みいただきたい。

 1.文献
 2.ポイント・抜粋集
 3.内村鑑三の聖書論
 4.参考文献

<文献>

(1)文学としての聖書(明治31年3月28日)
(2)聖書の話(明治33年9月30日〜34年1月22日)
(3)聖書(明治33年12月21/23/27日)
(4)聖書は如何なる意味に於て神の言辞なる耶(明治35年4月20日)
(5)余の聖書(明治35年6月14/15/16日)
(6)三条の金線(明治36年4月23日)
(7)聖書は果して神の言なる乎(明治37年1月21日)
(8)聖書とキリスト(明治37年9月22日)
(9)聖書の真髄(明治37年11月17日)
(10)大阪講演の要点(明治39年12月10日)
(11)聖書の研究法に就て(明治40年3月10日)
(12)健全なる聖書研究(明治40年5月10日)
(13)高等批評に就て(明治41 年9 月10日)
(14)新約聖書に現はれたる思想の系統(明治43年12月10日)
(15)新約聖書の預言的分子(明治44年5 月10日)
(16)聖書研究の話(明治44年8月10日)
(17)艦隊として見たる新約聖書(大正元年11月10日)
(18)聖書は如何にして成りし乎(大正5年4月10日)
(19)聖書研究の目的(大正5年5月10日)
(20)日本に於ける聖書の研究(大正5年6月10日)
(21)聖書の読方(大正5年11月10日)
(22)聖書の欠点(大正6年1月10日)
(23)聖書の預言的研究(大正7年1月10日、2月10日)
(24)三条の縄(大正7年6月10日)
(25)聖書全部神言論(大正7年11月10日)
(26)聖書無謬説に就て(大正8年9月10日、10 月10日)
(27)聖書の中心に就て(昭和3年8月10日)
(28)聖書と基督教(昭和3年8月10日)

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